凸おらおら凸
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春の学会スペシャル!!
番 外 編 (ver.凸)

何が”番外編”なのか?
 一緒に春の学会(@九州大)ツーリング(バイクで行ったから)に一緒に参加したチャーリー青木はそのHP上で、その旅の経験を時に赤裸々に時に大胆に語った「春の学会スペシャル!!」 を公開している。俺もこのツーリングに参加したので自分で日記みたいなものを書こうと思ったが、チャーリー青木の 「春の学会スペシャル!!」がとてもよくできていて、どうも書く気がしない(情けない)…

なんでぱくってんのか?
 そこで思いついたのがこの形。下手に自分で書くより、 「春の学会スペシャル!!」を真似てしまうということだ。チャーリー青木と一緒に行動した時の記録ではなく、チャーリー青木とは別行動をしていたときのことをこの番外編という形式で書いていこうと思う。まぁ、形式だけ真似ても、いかんせん自分の文章力では差は歴然だが・・・

その他
 ということで、この番外編を読む場合(読んでくれるなんてなんていい人だ(人-)(-人))は、チャーリー青木の本家 「春の学会スペシャル!!」(全10章)に目を通してから、もしくは参照しながら読み進めていただきたい。 ちなみに、登場人物については本家の 「春の学会スペシャル!!」冒頭で触れられているが、サイトの都合上ここでは青木→チャーリー青木、K氏→俺(等の一人称) 、Y.H氏→よっしー、Y.Y氏→ぽいちょん、 F氏→登場せず となっているので注意。


第五章+ 開放〜湯布院でいい湯だな〜

3月28日(日)

午後から自分の学会発表があった。本来はこの為にはるばる九州大まで来ているのだが・・・
発表が終わったら速攻で会場を後に(もちろん「誰か」に捕捉されないように)して、駐輪場で出発の準備をする。

まだ発表が残っているぽいちょんと、発表は終わったけど口頭発表のセッションの為に志賀島に留まるチャーリー青木の2人を残して、よっしーとともに湯布院を目指して走り出す。発表というノルマから開放されてとにかくテンションが上がっていた。
これまで九州にフェリーで上陸して以来、志賀島の宿と九大の以外は北九州から福岡まで移動したぐらいで市街地の大きな幹線道路しか走っていなかった。しかし湯布院へ向かっていくと、夜は殆ど明かりのない峠道になっていく。そろそろ晩飯でも食べようと思っても真っ暗でなかなか店がない。結局峠の釜飯屋で晩飯となる。方向音痴の俺としては湯布院についてたいいが、宿(湯布院ユースホステル)まだたどり着けるか不安だったが、勘があたってスムーズに着けた。このYHは湯布院だけあって温泉付き♪ すぐさま温泉に浸かって、明日のルートを相談して就寝。

翌朝。いい宿(湯)だった。右の写真はYHから望む由布岳。


第六章+ 大阿蘇〜枯れ草千里でも気にしない〜

3月29日(月)

湯布院YHを出発して、阿蘇山を目指す。
湯布院には自衛隊の駐屯地があるようで、対向車に巨大な深緑の車両と何回かすれ違う。
今日は持ち前の方向音痴さを見事発揮し、YHを出発してすぐと阿蘇の外輪山のあたりで道を間違える。
阿蘇へ向かう途中は霧雨で春とは思えないぐらい寒かった。途中あったかいコーヒー休憩を交えつつ進む。
なんとか阿蘇へと向かうが、時期がまた早かったのか草が青々と茂っていなかったのが残念。

長者原の駐車場。草千里も残念ながら枯れ草千里だった。

阿蘇山頂へバイクで登って(100円ぐらい?)火口を見る。中3の時、修学旅行で行った以来だが特に変わっていない。黄色いおそろいのパーカーを羽織った韓国のツアーの客がたくさんいた。九州まできたら韓国も結構近いんだなぁと感じる。 その後山頂から下って、草千里のレストランで馬刺しを食べる。レストランから草千里のポニー(お金を払ったら乗れる)が見える。馬くいながら馬を見ると多少妙なかんじもする。
焼酎好きのよっしーは二階堂酒造の麦焼酎「吉四六(つぼ)」(最後の一本)売店で発見し捕獲していた。

草千里のレストランで馬刺しとからしれんこんを食べる。俺はからしれんこんはちょっと苦手・・・

阿蘇をおりたあとは、熊本へ向かう。市街地を全然走っていないので燃費がいい。昨日博多で入れてから熊本までの340キロ走って、やっと燃料警告灯が点灯したので給油。
晩飯へと熊本の市街地に向かうが、バイクで行くと呑めないという理由で歩いて向かう。
横を走るチン電に乗ろうか乗るまいか迷ってるうちに小一時間かかって市街地につく。
よっしーにいろいろアドバイスを受けながら焼酎を注文する。料理も地元の変わった奴を注文しようと思って聞きなれないガラカブという魚のから揚げを注文すると、やったら骨っぽいやつが出てきて少し焦る。

ガラカブのから揚げ。見た目どおりかなり装甲が厚い。

帰りは素直?にチン電に乗って、YHに帰る。風呂に入って、明日の天気を心配しつつねる。


第七章+ 再会〜浸水しても目指せばならぬ、あの漢が・・・〜

3月30日(火)

朝から熊本は雨だった。昨日市街地へ歩いたときにチェックした酒屋へと向かう。
酒屋の向いにバイクを止めたところ、チャーリー青木から電話が!エンジンがかからないらしい。
九州に上陸した木曜には走行中に突然エンジンストール(ガス欠ではない)していることが頭をよぎる。
せっかく今日の九大でのセッションを聴くために志賀島に1人孤独に残っているというのに・・・
押しがけについて電話でアドバイスという形で協力しなんとかかかったと言う知らせをきいてほっとしながら酒屋へ。
酒屋に入ろうとしたが、自分がぼとぼとなので、「雨でぼとぼとなんですが入っていいですか?」っと店のおじさんに声をかけてから入店。熊本でオーソドックスな焼酎の白岳「しろ」牛乳焼酎「牧場の夢」を買う。

熊本を出て国道3号線で福岡を目指す。雨は出発してから1時間ほどするとさらにきつくなってきた。一番上にはウィンドブレーカーを着てその下に3枚着てる一番下のTシャツまで浸水してしまった。 Σ(▼□▼メ)
しかし、とにかく福岡を目指して走り続ける、そこにあの漢がまっているから。
福岡の少し手前ぐらいで雨はあがった。時間どうりに九大に到着してチャーリー青木と合流する。

ここからは「春の学会スペシャル!!」 本編の第七章の途中へつながる・・・


最終章(第十章+) 日常〜ゆるやかに見慣れた風景へ〜

4月1日(木)

倉敷YHを出発して大阪を目指す。
昼には播州赤穂に着き、赤穂城を観光して天日塩とか赤穂浪士の太鼓の形を模したせんべいとかを買う。
早く大阪につきそうだったので、神戸元町の南京町でおやつにする。

黒タピオカ入りココナッツミルク(珍珠椰子牛女及)

今日チャーリー青木は京都で就職試験だったけど、連絡を取ってみるともう試験が終わってたので、梅田で合流することに。梅田で晩飯を食べて、解散して堺にむかう。
そして、そのまま家には戻らず、大学のいつもバイクを止めている場所へ。
5日前ここを出るときにはまだほとんど咲いていなかった桜が満開になっていた・・・
ひとり旅の余韻にしみじみひたる俺であった・・・