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すべてがFになる
親から差し入れてもらった本を読んだ後、病院の売店にある文庫本の詰まった小さな棚を眺めていると強襲中のじっきーが受け売りらしいがこの本を勧めてくれた。
他に目についたんは東野圭吾氏の作品が沢山ならんでたことやけど、じっきーにこの作家が電電のK本先生の講座出身と言われて急にこの作家に親近感を覚えた(極めて一方的やけど…)
この作品は15年間、1人の人間が引きこもって誰も出入りしない密室で起きた殺人事件の話。
スピード感ある刺激的な展開で、500頁程のボリュームやけど中だるみ感など一切感じんかった。
でも病室の消灯の関係で一気には読めず真ん中で翌日に持ち越し。眠りに落ちるまでベッドの中で推理してしまったぐらいに…めっさ引き込まれた。
それと物語の舞台もこの辺で知ってる地名が多かった。そして主人公が工学部の助教授やけど、序盤の研究室の描写がとてもリアルやった。…と思ったらこの本書いてるとき作者はほんまに工学部の助教授やし…愛知県出身やし…
ちなみにこの作品は主人公がこれと同じシリーズの1番目で、このシリーズは全10作らしい…10巻のシリーズで考えると数千頁のボリューム…恐るべし森博嗣。でも続きのシリーズが読みたくなるほど面白かった(´∀`)
投稿者 凸(モ) : 2006年11月22日 20:50
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~コメント~ |
順調に回復してはるようで何よりです☆
森博嗣は良いですねえうちも好きです。
めちゃくちゃ多作な作家さんなのでついてゆくのが大変ですが。
最近は真賀田博士に関する四部作なんかも出たようで。
そういえば東野圭吾は府大出身なんでしたっけ。
こちらも多作な人ですがどれもかなり良いと思います。
投稿者 かをり : 2006年11月22日 22:52
お陰さんで退院できそうなかんじ。すべてがFになるはかをりの受け売りやと言うてたし、間接的にかをりに勧めてもろたみたいなもんかなぁ、面白かったわ。ありがとう!東野圭吾もまた読んでみよっと…
投稿者 凸 : 2006年11月23日 07:56 |